GRAPHIC DEIGN FOR HANAE MORI 20AW COLLECTION

Gatheringでは松重健太氏がデザインするHANAE MORI 20AWコレクション用の総柄デザインを担当しました。
デザイナーのイメージをもとに、写実的なタッチので落ち着きと格式を感じる菖蒲柄と、抽象的なタッチで荒々しさを感じる花柄の2種をデザインしました。
デザイナーのイメージが明確だったので、そこを汲み取りつつ、しかしあまり汲み取りすぎないで欲しいという要望もあったのでこちらのフリーハンドな要素も取り入れ試行錯誤の後完成しました。
作業のワークフローと日程を考慮し、Gatheringが得意とするフルデジタルペイント技術を駆使して作画しています。
Detail
今回は最終サイズが大型だったので、画面を複数に分割しApple Pencilを使用して作画したのちにPhotoshopにて結合させています。
デジタルペイントの利点は数多く、実際近年のプロジェクトの中で筆と絵具で描画することは非常に少なくなりました。
アナログペイントの利点もいまだ少なからずありますが、最終使用方法/仕様などを考慮してアナログ/デジタルどちらの手法を使用するかを決定しています。
Gatheringではアナログペイントの技術や経験をベースにデジタルペイントを使用しているので、デジタルのデメリットを感じさせない仕上がりを実現します。
荒々しい油彩画のタッチを使用してデザインした抽象画の総柄です。